脳力を鍛える(3)

『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』西剛志を参考にした、脳力を鍛えられそうな作品例の3回目です。

「ハラハラする」

名画で「ハラハラする」ような作品は、歴史画などで戦争や決闘の場面を描いたもの、あるいは男女の駆け引きの場面。物語の行方が気になる作品でしょう


© 2010 RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Stéphane Maréchalle

>>>こちら

「視点が増やせる」

視点を増やすことは「知覚力」を磨く要諦でもあります。作品の特徴としては、複数の人物が描かれているものや、比較的広い空間の中にいくつかの物語がそれにあたります。パリのノートルダム寺院のステンドグラスのように、一人の人生の物語を大画面に収めるもの、日本の源氏物語絵巻のように画面の中で時間差をつくって物語が展開するような作品も、必然的に視点が増えます。


Par Antoine Watteau, Domaine public

>>>こちら

高階 秀爾『カラー版 名画を見る眼Ⅰ』の中に収録されている作品です。解説を読まれると、なるほどと思われるかもしれません

Picasso Andante

「ゆっくりピカソ」絵画観察法。自力で「知覚力」を磨く絵画観察法の紹介

0コメント

  • 1000 / 1000