2024.02.13 02:17アートは生じるBy James McNeill Whistler, Public domain, via Wikimedia Commons>>> こちらアメリア・アレナスの本の中に、19世紀の画家ジェームス・ホイッスラーの「美術は生じるものなのである」という考えが紹介されて...
2024.01.08 04:49生物学視点とスローアート中垣啓訳の『ピアジェに学ぶ認知発達の科学』を読んで、ジャン・ピアジェとボー・ロットの考え方の共通点が少し分かりました。そして、ちょっと日を置いて、もしもそうなら、「スロー・アート・ディ」のような入り方、美術鑑賞の始め方は、はじめての人にはもっともお勧めのような気がしました。>>>...
2024.01.08 04:19脳力を鍛える(4)『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』西剛志を参考にした、脳力を鍛えられそうな作品例の4回目です。「たくさんのものから選べる」多くの登場人物や物が並列して描かれている作品がこれに当たります。
2024.01.08 04:06脳力を鍛える(3)『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』西剛志を参考にした、脳力を鍛えられそうな作品例の3回目です。「ハラハラする」名画で「ハラハラする」ような作品は、歴史画などで戦争や決闘の場面を描いたもの、あるいは男女の駆け引きの場面。物語の行方が気になる作品でしょ...
2024.01.08 02:56脳力を鍛える(2)『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』西剛志を参考にした、脳力を鍛えられそうな作品例の2回目です。「自然の緑」コローやクロード・ロランの作品がよさそうです。クロード・ロランは「絵のような風景=ピクチャレスク」という言葉の元になった画家です。
2023.12.21 02:38ロットとピアジェ[Beau Lotto][Jean Piaget]の二つのキーワードで検索してみても、芳しい情報はヒットしてきませんでした。結論的には、ロットはピアジェの理論に直接的な影響を受けてはいない。ということかもしれません。(ピアジェ(1896~1980)、ロットが大学を卒業したのが19...
2023.12.19 06:40ピアジェの「シェマとシェム」ジャン・ピアジェの発達段階の理論を理解するうえで重要な役割を果たすのが「シェマ」と「シェム」です。これはフランス語で、日本でよく知られている「スキーム」と同じ言葉です。
2023.12.19 05:51ソシュールの「シニフィアンとシニフィエ」VTSの基礎研究にあたるアビゲイル・ハウゼン(1945-2020)の「Aesthetic Development」は、20世紀の心理学者と知られるジャン・ピアジェ(1896-1980)の発達段階論「Developmental Stage」の考えを基礎としています。ジャン・ピアジェ...
2023.12.15 02:52ハウゼンの「美的感覚の発達」理論『学力をのばす美術鑑賞(VTS)』は、美術鑑賞を通して、子どもたちの学習する力を伸ばすための指導書のような本です。その手法の背景にはアビゲイル・ハウゼンの「美的感覚の発達」に関する研究があります。ハウゼンは、文化的または社会経済的背景に関係なく、鑑賞者は、同じようなパターンで美術...
2023.12.14 01:42discover the world !!「discover」を手元の辞書で調べたら、「すっかり(co)」「覆っているもの(ver)」を「はずす(dis)」と書いてありました。一般に「発見する」という訳語が充てられます。『学力をのばす美術鑑賞(VTS)』の中で、フィリップ・ヤノウィンは自分の孫の成長を観察るなかで、その子...
2023.12.12 02:13観察力と知覚力観察力を磨くことと知覚力を磨くことは少し違います。観察について。「見ること」と「観察」は違うと、神田房枝もエイミー・ハーマンも述べています。その喩えとして、シャーロック・ホームズが登場します。「君は見てはいるけれど、観察していないね・・云々」このシーンを捉えて、神田は、観察すると...